持てるものは全て出しました(技巧の類では無く捏造設定の話)
忍び118話での光秀と藤孝の旧縁に言及したナレーションと両者の境遇からずっと二人の出会いやら交流やらの妄想を脳内で募らせていたんですが普段に輪を掛けて捏造甚だしいせいかなかなか漫画の形にする事ができなかったんですよね…
そこに放浪記の連載開始と藤孝が重要キャラっぽい立ち位置のカラー扉が飛び込んで来て…これはもうこの機を逃したら一生描く事が無くなってしまうと直感してもったいない精神でネーム切って描き上げるに至りました
朝倉家にいた頃の光秀は家族や家臣を養わなければならない当主としての立場上でも、培った自身の力を有能な主君に活かされたいという個人の感情的にも相当に窮屈な思いをしていた事が想像に易いのでこの頃交流を深めていたであろう藤孝の存在が少しでも救いになっていたらいいなぁと
(同時に似た性根・境遇の藤孝もまた光秀に救われていたら私が嬉しいし今回のはそこについても描きたかった)
これも前に同じ捏造設定前提で描いたやつ…
藤孝に対しては心(と目)を開く光秀・義景にやきもきする藤孝・教養人同士だからか藤孝には好意的な義景…と色々描きたいもの詰め込み放題した割には綺麗に纏まったので結構気に入ってます
出会いも交流もたぶん近いうちに公式で見られると思うと本当に喜びしか無い…朝倉家仕官前に出会ってる可能性もあるんですよね…楽しみすぎる
自尊心はそれなりに高くありながらも謙虚さから転じて自己卑下しがちな光秀が、戦国一の教養人にして名将な完璧超人細川藤孝に対して劣等感など抱かず胸張って肩を並べて自ら「明智・細川組」を名乗ってるの本当に貴い友情だと思います