藤孝がデコにデコピンキメたから

霜月12日はデコピン記念日(盛大な字余り)

本誌最新話…本誌最新話!!
なんだかここ数年この時期(秋冬)に必ず明智細川方面で致命傷を負わされている気が…
関係無いですが私が忍びにハマったのはアニメ化が切っ掛けなので、毎年10月頃になるとつい当時を思い返してしまいます
ひとつの作品にここまで深く深く入れ込むのって自分史上あまり無かったのでもう5年になると思うと感慨深い…
以下箇条書き感想です 既にツイッターで書き散らしたため所々被ってますが

・扉絵の絵面が強すぎてページ開いた瞬間に死にました 親友!父子!義父子!
・真剣さよりも叱責と罰を恐れての緊張が伝わるような光秀の険しい表情が格好良くも悲痛で…
・丹後平定の顛末が描かれなかったの少し残念ですがほぼ調略メインになってしまうので致し方無いかなと(でも敗けてボロボロになった細川父子見たかった…)(言い方)
・光秀を「微妙にわかってない」藤孝…つ…つらい…でもあの光秀が主君への忠心からでなく自分への処遇を第一に考えるなんて想像できなくても仕方無いと思いますよ何度も言ってるけど(誰目線?)
・いいなあ…じゃないんだよ
・しれっと助蔵が部下持ちになってる事が明言されて何だかしみじみとしてしまう 元から下っ端忍びたちへの教導などはしていましたが(2巻29話)こう信長本人から言及されるとね…!
・領国お隣さんの図かわいすぎる
・得体の知れない軍団を作るな←声出して笑った
・部下相手に「頭が下がる」とまで言うなんて信長は本当に光秀を高く評価して感謝もしてるんだなと…なんかすぐ下のコマで嫌な旗がまた立ってるけど
・「藤孝殿は怒るのではないだろうか…」恨むとかじゃなく「怒る」なのかわいくないですか?かわいい
・あれだけ仲良いのに内心では自分のかつての地位の低さと藤孝との差を気にして一歩引いてた部分があったのかもしれないと思うともう…藤孝がそんな人じゃないのは我々読者の限られた目線でだけでもわかりきってるというのに…これだからおまえってやつは(誰目線?)
・とかなんとかやいのやいのしてたらご本人から直々に怒られた!!コマいっぱいの顔ドアップ歌人かわいい
・あの藤孝が!礼儀正しくてシブキメでカッコイイ藤孝が!!(後半につれて主観)デコピン!!!放った直後の手すらもカッコイイ(限界)
・対友人の怒りのぶつけ方としてグーで殴るとか平手打ちとか他にも色々あるだろうに(※他キャラ参照)あの藤孝がデコピンを選ぶってのがもうかわいすぎて無理です
・小っさい←かわいい
・「友のお主でも怒るぞ!!」普段は滅多に光秀に対して怒らない言質と取ってよろしいんですか!?それはともかく歌人が全力でブチ切れるシーンはどれもが人のためにも怒ってる場面ばかりで本当に人の良さ心根の真っ直ぐさが出てるというか…(対松永・巣立ち・今回←New!)
・痛みによる涙と嬉し泣きとが混ざってそうな光秀の泣き笑いもかわいい…眉間のシワが無い…食らった箇所から煙が上がってるんですけど牛投げ男の膂力で放たれたデコピン絶対痛いだろうな…
・ページ跨いだら筋骨隆々ヒゲ面中年男のあんまりにも無防備の極みな寝姿と寝息が出てきて爆笑した よだれ垂らすな
いや他のオッサンキャラの傾向的にぐおーとかくかーとか言ってそうなもんじゃん……すぴょーって何だ……大の字の寝転がり方も寝転がって広がった髪もかわいい散らかした酒器や筆で床汚しまくってるのもかわいい……歌人のカッコイイとかわいいの振れ幅がデカすぎて今回情緒がどうにかなりそう
・ていうか何だその月見台の特等席は
・月夜のひとりごと、言葉そのものも藤孝がこの言葉を聞けてないのも藤孝が熟睡して他に聞いてる人がいないからこそ独りごちてるであろう事も全部が全部つらい
・「そなたにもっと楽をさせてやれた」、柔らかい笑顔からも見て取れますが煕子さんの遺言を受け止めて彼女の気持ちを知った今となっては自責や罪悪感のみから出た言葉じゃないよなきっと…
・「本当に時々」と前置いてるとはいえ死んで楽になりたいと願うほどまでに疲れきってしまってるのもう見てられないです でも官兵衛伝での庄兵衛の手向けの言葉が彼の主観のみならず光秀の本望でもあったと思うと嬉しいではないんですけどもう何と言えばいいのか
・光秀にとって自分の命を此世に留め置くに足る目的全てが人のためのものなのが…とことん自分を二の次にするやつ

・ムニャ…じゃないんだよ!!今回ほんとあざといですねこの歌人は この後自分で起きられたのか光秀に起こされたのか…
・夢の中でも親友と呑んで語らうくらいに順風満帆幸せ絶頂期な藤孝とガンガン濁り続ける光秀の差よ

うーんつらい…つらい
つらいんですが…こんなに追い詰められて疲れきってしまっている光秀にとっても藤孝と過ごし語らう時間は決して気休めなどではなく心から安らげる時間であり続けているんだという事実にすごく救われました
でもそれにしたってあと二年なんてあっと言う間じゃないですか…