アーカイブ: 2020年1月

終わるまでは終わらないよ

我が母のように

本誌の展開にどんどん終わりが見えてきてここずっとつらいです
光秀に翳りが見え始めること…も勿論つらいんですがそれ以上に信長の忍びという作品の終わりが近付いている現実が本当につらい…
自分がハマったのがちょうど単行本10巻の出たあたりだったんですが、あの頃は官兵衛伝では既に本能寺~山崎を経てこそいたけど忍び本編は織田家的にまだまだこれからというところだったので
個人の体感では終わり無くこのままずっとずっと絆努力勝利で続いていくコンテンツという感覚だったんですよね…歴史モノに対して何を言ってるんだという感じですが
それが今や某変のたった四年前で…
織田信長の死と織田家の終わりを官兵衛伝でこれでもかと見せつけられてて実は更新の度に鬱屈としているんですがいずれ本編もここに行き着くと思うともう本当にただただ悲しいしつらいし嫌です
そして官兵衛伝2巻ラストの年代と描写を加味すると光秀と藤孝が心から笑い合える時間があと三年ぽっちしか残されていないであろう事があまりにも悲しい(出たな本音ェ!!)

絵は弥平次…もとい秀満と光秀の長女さん夫妻の最期の捏造
本編中に無い場面を捏造する時、作中では触れられなかった出来事や心情だからもう公式で重野先生の手によって描かれることは無いだろう…と高を括って好き放題こねくり回していたら後々になって追撃されるというのをあほ組や光秀夫妻で何度も味わったので嬉しいやら申し訳無いやら今は結構戦々恐々としながら二次創作をやってます
(リアルタイムで連載が進行する作品の二次創作をやる上での醍醐味とも言う)
しかし妹さんといい長女さんといい煕子さんに瓜二つのお嬢さん方が煕子さんは絶対言ったりやったりしなさそうな事を煕子さんと同じ顔でする図は本当に面白いですね…
茶器に造詣深い長女さん、流石に明智光秀の娘だなぁといった感じでとても良い

麒麟がきた

あけましておめでとうございます(激遅)
本年ものんびりまったりのへのへひっそり光秀と藤孝とあほ組を推していこうと思いますのでよろしくお願いいたします

ついに麒麟がきましたね…
なにぶん大河どころかテレビドラマすら…もっと言うとテレビ自体をすら普段ろくに観ない人間なので
長時間テレビに貼り付いてられるのかとか三次元に耐性無いのに大丈夫なのかとかめちゃめちゃ心配だったんですが75分があっという間に感じられるくらいに面白かったです
視聴後もツイッターで人様の感想解説考察やイラストなどを漁っていたら日曜夜があっという間に過ぎていってしまった…これが一年続くのか~
理知的な面が端々に見受けられるも直情的で若く青い明智光秀のキャラクター像が新鮮で忍び光秀とはまた違ったあざとさで面白可愛かったです
そしてサンタ爆弾正のキャラの濃さよ…尻を触るな尻を
放送までに紆余曲折あったしトータルの話数も色々の影響で割を食ってたりでなんだかなぁという気持ちですがそういった憂慮を跳ね除けるくらい良いものを観続けられることを期待してます
細川藤孝の登場はもう数話先とのことなのでワクワク

史実(逸話)ネタです
忍び藤孝は和歌ひとすじ過ぎるから若い頃に教養軽んじてたってのが全く想像できない…
つくづく幼少期青年期を公式で見たい人です


史実ネタその2
義輝様の横死後、藤孝が京を脱出する時にまだ小さかった忠興(熊千代)を乳母に預けて実質置き捨てにしたというアレです
いくらその時そうするしか無かったから乱世だから…と言っても民の暮らしに心痛めるような人が血の繋がった息子置き去りにして何年も離れ離れでいてそんな簡単には割り切れないよねっていう…
五体満足で他家の人質に出すことも悲しんで嫌がるくらいには価値観と情の深さが現代と変わらない重野先生の戦国世界だから尚更
家族を人一倍大事にする光秀に正直に打ち明けたら幻滅されるのではと思って(巡り会えたばかりの気の合う友人の心が自分から離れてしまうことを恐れて)言い出せなかった…というくだりを考えていたのですがクドくなりすぎると思ってカットしました
こう完璧超人細川藤孝の人間くささというかそういうのをね…積極的に出していきたいよね…いや忍び藤孝はこっちが捏造するまでもなく公式で情に厚い男ですが
もしかしたら若干シリアスっぽい雰囲気で続くかも